検査技術科学専攻は、生体情報学講座および病態情報学講座の2つの講座から構成されます。各講座には、それぞれの学界において中心的に活躍中の教授陣が揃っており充実した教育研究が展開されています。
生体情報学講座には、生体機能検査学、生体分子分析学、病原生物検査学、医療情報検査管理学の各分野があり、生体機能を維持するメカニズムを解析するための検査法、検査技術、検査機器および得られた情報の処理について教育・研究します。 さらに寄生虫・病原微生物およびそれによって引き起こされる病態の解析、あるいは国際感染症や新興再興感染症についても教育・研究します。
病態情報学講座には、病理細胞検査学、血液免疫病態検査学、代謝病態検査学、環境分子疫学の各分野があり、疾病の病態解析に役立つ検査技術、診断法を教育・研究します。すなわち、生体機能に関わるホルモンの解析技術、造血機構の形態学的・細胞生物学的解析法、免疫異常の解析、病理細胞診断法などを教育・研究します。 さらに人体汚染物質や毒物などの検出法およびそれにより引き起こされる病態などについても教育・研究します。