ディプロマポリシー

◆ 2020年度以前

保健学科

看護学分野

  • 1.豊かな教養と幅広い人間性を備え、高い倫理観を基盤に生命の尊厳や人への理解を深めることができる。
  • 2.援助的な人間関係を築くためのコミュニケーション能力を修得する。
  • 3.分野横断的教育によって養われた知識を統合し、論理的に思考することができる。
  • 4.状況判断を的確に行い、専門職として必要な科学的根拠に基づいた問題解決能力と看護実践能力を修得する。
  • 5.看護の役割と機能を理解し、保健医療チームの一員として貢献することができる能力を修得する。
  • 6.科学的知識や方法論を学び、専門性の高い看護実践や看護研究に発展させていくことができる。
  • 7.生涯にわたって、看護学の本質への高い関心と探求意欲を持ち、主体的に学習し、自己啓発に努めることができる。
  • 8.アジアをはじめとする異文化に関心を持ち、国際社会の健康増進に貢献する意欲を持つことができる。

(※上記目標に、「知識・理解」「専門的能力」「汎用的能力」「態度・志向性」の領域を含んでいる。)

放射線技術科学分野

知識・理解について
  • 各種放射線の種類と性質について説明できる。
  • 放射線の人体への影響、放射線の管理ならびに防護について説明できる。
  • 各種画像検査装置の撮像原理、検査法および放射線治療技術について説明できる。
  • 各種画像検査による放射線被曝線量について説明できる。
  • 各種の画像検査で必要な人体の構造および画像解剖について説明できる。
  • 正常と疾患の基礎的医学項目について説明できる。
  • 放射線治療に必要な放射線生物学・物理学的事項、および標準的な治療法と適応について説明できる。
  • 診療放射線技師の業務内容と医療における診療放射線技師の役割について説明できる。
専門的能力について
  • 患者または被検者(以下、患者等)に対する接遇を身につけ、検査手順と内容、合併症や禁忌についても説明ができる。
  • 病院内の他業種(看護師や臨床検査技師等)に対して、各種画像検査および放射線治療における安全管理についての教育、指導を行える。
  • 在学中に病院および学内で、各種画像検査および放射線治療技術等の実習を修了し、実践の基礎を身につけている。
  • 在学中に習得した論理的思考能力および実践能力を基盤に、工学ならびに医療分野での技術開発および研究分野へ活用できる。
汎用的能力について
  • 知識の統合的把握能力を身につける。
  • 専門分野の内容の深い理解に基づき、意見を述べ、討論する能力を鍛え、広く国内外で他職種の人と交流できる能力を身につける。
  • 放射線技術学、医療、ならびに医学の領域についての理解と思考を獲得する。
  • 基礎的な理工学、情報通信技術の基礎を身につけ、これを医療ならびに研究等に応用できる能力を身につける。
  • 診療放射線技師としての医療における問題点を拾い上げ、これを解決することに繋げる能力を身につける。
態度・志向性について
  • 生命の尊厳、倫理観および専門知識と技術に基づきチーム医療に貢献する。
  • 積極的に周囲の人とコミュニケーションできるようにする。
  • 周囲の人と協働して課題に取り組む協調性を育む。
  • 医療人として、患者等の精神面にも配慮できる人間性を養う。
  • 専門である放射線ならびに放射線関連技術はもちろんのこと、専門以外であっても、医療、医学に対する継続的な研鑽を積む心構えを養う。
  • 医療人とくに診療放射線技師として社会に貢献できることを考えそれを実践する。

検査技術科学分野

知識・理解について
  • 正常と疾患の基礎的医学項目について説明できる。
  • 医療・社会における臨床検査技師の役割について理解する。
  • 臨床検査の原理および意義と方法について説明できる。
  • 各臨床検査を行う上での基礎的知識を身につける。
  • 各種臨床検査および検査結果の意味について説明できる。
  • 臨床検査における安全管理について理解する。
専門的能力について
  • 基礎的な自然科学、情報通信技術の基礎を身につける。
  • 学内実習において各臨床検査を行う上での基礎的技術を身につける。
  • 臨地実習において実践の基礎的能力を身につける。
汎用的能力について
  • 知識を統合し,全体を把握する能力を身につける。
  • 情報収集能力を身につける。
  • 論理的思考に基づく問題解決能力を身につける。
  • 専門領域において自分の意見を述べ、発表できる。
  • 人の意見を聞いて討論することができる。
態度・志向性について
  • 積極的に周囲の人とコミュニケーションできる能力を身につける。
  • 課題について周囲の人と話し合い,共に取り組む協調性を身につける。
  • 医学・医療全般に対する興味・関心を養う。

保健学専攻

修士課程

看護学分野

知識・理解について・保健・医療・福祉の多様な課題を包括的に理解できる。

  • 専門領域の研究に必要な科学的知識や方法論を学び、科学的・論理的に思考できる。
  • 専門領域の基盤的なかつ包括的専門的知識や技術を説明できる。
  • 高度な先進技術に関する知識を理解し応用できる。
  • 英語での学術的情報を理解し、研究に活用できる。専門的能力・専門領域で自立して研究できるための基礎的能力を身につける。
  • 専門領域で自立して教育・指導できるための基礎的能力を身につける。
  • 汎用的能力・高度化する医療に対応できる能力を身につける。
  • 高齢化・情報化などの社会の変化に対し、自らの専門領域における対応のあり方について考察できる。
  • 国際的に活躍できるための基礎的能力を身につける。
  • 態度・志向性・豊かな人間性と高い倫理観を持ち、生命の尊厳や病む人の心を理解する深い感性を身につける。
  • 保健学に対する強い興味と本質への高い追究意欲、それを広く地域や国際社会に還元する姿勢を持つ。
  • 人々の健康増進に寄与する強い意志を身につける。
医用量子線科学分野
  • (1)医用量子線科学分野の幅広い知識と新しい物理・工学的理論に基づいて、将来大学などで放射線技術学、医学物理学などの分野の教育及び創造的な研究を行う教育者・研究者として寄与できる素養を獲得する。
  • (2)放射線技術学、放射線医学、医学物理学の深い知識を習得し、修了後さらに専門的な知識を蓄積することにより、将来臨床現場における実践的指導者として活躍できる素養を獲得する。
  • (3)新しい物理工学的原理に基づく診断・治療機器システムの開発に携わる放射線機器メーカーの開発や放射線防護ならびに管理の専門家として、発展できる知識と技術を習得する。
  • (4)研究成果を国内に向けて情報を発信する経験を積む。
検査技術科学分野

知識・理解について・医療におけるチーム医療の意義と重要性を理解する。

  • 基礎的医学知識を基盤として、各臨床検査を行う上での応用的知識を身につける。
  • 臨床検査の医療における目的並びに立場を理解し、検査技術向上の必要性を理解する。
  • 臨床検査における課題を理解し、さらなる質的向上を図る知識を身につける。
  • 医療における情報通信と検査データの標準化の意義を理解する。
  • 専門的能力について・基礎的な情報通信技術について理解し、臨床検査情報の重要性を身につける。
  • 専門領域の外国語論文を読み、研究・開発に応用できる基礎知識を身につける。
  • 研究・開発するための基礎知識を身につける。
  • 汎用的能力について・現在の臨床検査の状況を理解し、医療の充実に貢献する意識を身につける。
  • 情報収集能力とそれを活用する能力を身につける。
  • 専門領域の知識をもとに、医療におけるチーム医療の一員としての立場を理解する。
  • 自己の専門領域の知識を説明し、発表する能力を身につける。
  • 人の意見を聞いて自己の意見をもち、討論することができる。
  • 態度・志向性について・積極的に周囲の人とコミュニケーションできる能力を身につけ、議論できる能力を養う。
  • 医療における他分野の役割を理解し、共通する課題について共に取り組む協調性を身につける。
  • 医学・医療全般に対する興味・関心を養い、自己の考えをもつ。

博士後期課程

看護学分野

知識・理解について・科学的知識や方法論を学び、より深く科学的、専門的、論理的に思考できる。

  • 専門領域の包括的かつより深い専門的知識や技術を説明できる。
  • 高度先進技術に関する知識を理解し応用できる。
  • 英語での学術的情報を理解し、かつ自身の成果を発信できる。
  • 専門的能力・専門領域で自立して研究できる。
  • 専門領域で自立して教育・指導できる。
  • 汎用的能力・高度化する医療に対応できる。
  • 高齢化・情報化などの社会の変化に対し、自らの専門領域における知識・技術を活用して対応できる。
  • 国際的に活躍できる。態度・志向性・豊かな人間性と高い倫理観を持ち、生命の尊厳や病む人の心を理解する深い感性を身につける。
  • 保健学における新たな知的資源および科学領域を創出する意欲と、それを広く地域や国際社会に還元する姿勢を持つ。
  • 人々の健康増進に寄与する強い意志を育み自己研鑽できる。
医用量子線科学分野
  • (1)研究計画の立案、倫理問題の考察、データの収集、結果の解析およびその解釈と考察などを行うことにより深い洞察力を養い、国内外にむけて積極的に情報を発信する能力を高め、独立して研究を行いうる能力を獲得する。
  • (2)医用量子線科学分野における実践活動の質的向上および新たな人材育成に貢献するために、同領域における最新の知識と科学的研究方法を修得し、自立した研究遂行能力を獲得することにより、保健学領域の大学及び大学院または医療機関において、教育及び創造的研究を行う教育者・研究者となり得る素養を獲得する。
  • (3)医用量子線科学分野における高度な知識及び高度先進技術を修得し、グローバル化社会における保健医療の実践活動において自立した研究遂行能力を有し、的確な判断力・洞察力を身につけた専門分野の管理者・指導者を目指して、研究マインドを有する実践的指導者として活躍できる素養を獲得する。
  • (4)最新の医学と先端的な物理工学的原理に基づく診断・治療機器システムの開発に携わる専門的な知識をさらに高め、放射線技術学、医学物理学に基づく検査機器システム、診断支援システム等の開発に携わる企業などで開発者として発展できる素養を獲得する。
検査技術科学分野

知識・理解について・医療並びに社会における臨床検査技師の役割と使命について理解する。

  • 医療施設における医療情報システム並びに検査情報システムについて理解する。
  • 臨床検査で利用する測定装置や測定試薬の原理を理解し、検査技術の改良・工夫ができる知識を身につける。
  • 各種臨床検査および検査結果の意味について理解し、論理的に病態を説明できる。
  • 臨床検査室の世界的な動向についての知識を身につける。
  • 専門的能力について・医療情報通信技術並びに臨床検査データ情報の標準化の知識を身につける。
  • 専門領域の外国語論文を読み、研究・開発に応用できる幅広い知識を身につける。
  • 研究・開発するための応用力を身につける。
  • 汎用的能力について・臨床検査室の現状を理解し、実践的現場の検査技術向上に必要な知識を身につける。
  • 研究・開発に必要な情報収集能力を身につける。
  • 臨床検査データ標準化の意義を理解し、その手法について必要な知識を身につける。
  • 専門領域において自分の意見を述べ、発表でき、議論する能力を身につける。
  • 外国語でコミュニケーションや発表する語学力を持ち、国際的に活躍できる能力を身につける。
  • 態度・志向性について・チーム医療を推進する立場から、異なった分野の人とコミュニケーションできる能力を身につける。
  • 課題について積極的に他者と共に取り組む協調性を身につける。
  • 専門分野のみならず、医学・医療全般に対する幅広い興味・関心を常にもつ。

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