大学院を目指す方へ

博士(後期)

養成する人材

保健学専攻博士後期課程では、創造性豊かな優れた研究・開発を独立して行いうる能力を有する教育者・研究者、保健学分野の実務領域における実践的指導者や組織リーダーを養成します。本専攻修了後の具体的な進路は以下の通りです。

  • 保健学領域の大学・大学院または医療機関において、教育及び創造的研究を行うことのできる人材
  • 基幹病院において、看護部長・技術部長・診療放射線技師長・臨床検査技師長など研究マインドを有する実践的指導者・管理者として活躍できる人材
  • 医療関連の企業において、診断薬や診断・治療機器 の開発を行うことのできる人材
  • 博士後期課程を修了し、将来、保健学系大学における教育者・研究者となり、国民の健康増進に寄与する強い意志のある者
  • 行政機関や国際機関において指導者や管理者として活躍できる人材

九州大学大学院医学系学府保健学専攻の人材育成・理念

ページ上へ

本専攻における教育の特徴

 本専攻は33名の専任教員を擁しており、一人の学生に対し多数の専任教員を配置し、 きめ細かな教育・研究指導ができる体制をとっています。専任教員は、看護学、 医用量子線科学および検査技術科学の狭義の保健学を専門としているだけではなく、 医学、工学、理学、社会学など医療に関連する広範な学術領域において優れた実績を有しており、 これからの社会に最も必要とされる健康の維持・増進、疾患の予防・早期発見および健康教育などの 全人的な医療を推進することができる人材を養成します。

保健学専攻博士後期課程は、主として看護学、医用量子線科学(放射線技術科学)、 検査技術科学を専攻する学生を対象としていますが、保健学領域以外の分野を専攻した学生の 入学も可能です。このような学生は、医学部保健学科および保健学専攻修士課程で開講されている 授業科目の中から、学生自身の目的に沿った科目を選択、履修することにより保健学領域の基礎的知識を 修得することができます。

ページ上へ